食中毒事件の発生:東京都目黒区-医療機関(2015年6月8日)

目黒区内の病院及び介護老人保健施設の食事で食中毒が発生しましたのでお知らせいたします。

探知

6月3日(水)午前11時30分、目黒区内の医療機関から目黒区保健所に「6月2日(火)深夜からおう吐等を呈する入院患者が複数発生し、病院での簡易検査によりノロウイルス陽性であった。6月1日(月)の給食の検食を行った職員も発症している。」旨、連絡があった。

調査結果

目黒区保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 当該病院は介護老人保健施設を併設しており、両施設で提供される食事は、当該病院の調理室で調理していた。
  • 患者は、当該病院の入院者38名、介護老人保健施設の入所者4名及び通所者5名並びに病院職員2名の計49名で、6月2日(火)午前1時から同月5日(金)午前8時30分にかけて、おう吐、下痢等の症状を呈していた。
  • 発症した病院職員は、6月1日(月)の昼食の検食を行っていた。
  • 患者は、全員、当該調理室が調理し提供した食事を喫食していた。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出した。

決定

目黒区保健所長は、本日、下記の理由により、本件を当該調理室が調理し提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該調理室が提供した食事の他にはない。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出し、症状が同ウイルスによるものと一致していた。
  • 当該病院等でおう吐者がいないなど、感染症を疑う情報がない。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

発症日時

6月2日午前1時から同月5日午前8時30分まで

症状

おう吐、下痢等

患者数

患者総数 49名
(内訳) 男:17名(患者の年齢:31~87歳)
女:32名(患者の年齢:43~104歳)

原因施設

施設名:国家公務員共済組合連合会 東京共済病院
業種:集団給食(届出)

病因物質

ノロウイルス

情報提供元:食中毒の発生について~病院等の食事で発生した食中毒~ 東京都福祉保健局