食中毒の発生について:東京都品川区-飲食店営業(2016年1月27日)

品川区内の特別養護老人ホームで調理し提供された食事で食中毒が発生しましたのでお知らせいたします。

探知

平成28年1月14日(木曜)午前10時00分、品川区内の特別養護老人ホームから品川区保健所に、「1月13日(水曜)午後1時30分頃から、当施設の入所者、デイサービス及び配食サービス利用者、職員等約40名が、おう吐、下痢等を呈しており、発症者全員が、1月12日(火曜)の昼食を食べている。」旨、連絡があった。

調査結果

品川区保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。
•当該施設において、入所者等の食事の調理業務は外部業者に委託されていた。
•患者は、当該施設の入所者25名、ショートステイ利用者1名、デイサービス利用者9名の他、配食サービス利用者1名、職員15名、調理従事者3名の計54名で、1月13日(水曜)午後1時30分から同月14日(木曜)午後7時20分にかけて、おう吐、腹痛、下痢等の症状を呈していた。
•発症した調理従事者は、1月12日(火曜)の昼食を喫食していた。
•患者は、全員、当該施設で調理し提供された食事を喫食していた。
•患者のふん便からノロウイルスを検出した。

決定

品川区保健所は、下記の理由により、本件を当該施設で調理し提供された食事を原因とする食中毒と断定した。
•患者の共通食は、当該施設で調理し提供された食事の他にはない。
•患者のふん便からノロウイルスを検出し、症状が同ウイルスによるものと一致していた。
•当該施設等においておう吐者がいないなど、感染症を疑う情報がない。
•患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

1.発症日時
平成28年1月13日午後1時30分ごろから14日午後7時20分まで

2.主な症状
おう吐、下痢、発熱等

3.発症場所
当該施設内、自宅等

4.患者数
患者総数54名(入院患者0名)
内訳:男性9名(42~92歳) 女性45名(22~108歳)

5.原因食品
1月12日の昼食として当該施設が調理し提供した食事

6.病因物質
ノロウイルス

7.原因施設
飲食店営業(給食)

8.措置
1月15日から当該飲食店の営業を自粛しており、品川区は19日から3日間の営業停止の処分を行った。

情報提供元:食中毒の発生について:東京都品川区