食中毒事件の発生について:山形県(2016年4月14日)

概要

 平成28年4月10日(日)、山形市内の医療機関から村山保健所に有毒植物による食中毒症状を呈した患者が受診した旨の連絡があり、同保健所が調査した結果、天童市内の患者自宅の庭先で採取したスイセンを誤って食べたことによる食中毒と断定した。
 なお、スイセンによる食中毒は、今シーズン2 件目の発生です。

探知

平成28年4月10日(日)午後1時頃、山形市内の医療機関から有毒植物による食中毒症状を呈した者が受診した旨の連絡が村山保健所にあった。

調査結果

 村山保健所が調査した結果、患者は4月8日(金)に自宅の庭先でアサツキと思い採取した植物を4月9日(土)午後8時頃に夕食として「生やおひたし」にして食べたところ、約30分後におう吐の食中毒症状を呈し、午後11時頃に医療機関を受診し、そのまま入院した。現在、患者は快方に向かっている。調査結果の概要は次のとおり。

発生年月日

平成28年4月9日 午後8時30頃

患者数

2名(同居家族):60代男性、80代以上女性

摂食者数

2名

受診者数

2名(うち入院患者2名)

症状

嘔吐

原因食品

スイセンの生及びおひたし

病因物質

植物性自然毒(スイセン)

措置

 村山保健所では、患者の症状及び発症時間並びに患者が食べた食品の残品及び採取した植物を確認した結果、有毒植物のスイセンによる食中毒と断定した。また、同保健所では、患者らにスイセン等の有毒植物について説明し、注意喚起を行った。

スイセンによる食中毒について

1.山野草を採取する場合、知っているものだけを食べましょう。
2. 食用となる山野草と有害植物が混じって生えていることがありますので、慎重に採取しましょう。
3.少しでも自信のないもの、怪しいと思うものは、絶対に採取しないようにしましょう。
4.調理前に知らない植物や不安を感じる植物が混じっていないか、十分に確認しましょう。
5. 安易に譲り渡したり、譲り受けたりしないようにしましょう。
6. 山野草を食べて、しびれ、むかつき、吐き気などの中毒症状を起こしたら、有毒植物の混入を疑い、残品を持って早急に医療機関を受診しましょう。

情報提供元:食中毒事件の発生について:山形県