食中毒の発生:岐阜県高山市(2016年4月18日)

探知

 平成28年4月14日(木)午前9時半頃、高山市内の医療機関から「4月10日(日)午後8時頃、意識障害で市内在住2人(70代、男性、女性)が搬送された。患者らは採取した山菜を喫食していた。」旨、飛騨保健所へ連絡があった。

概要

飛騨保健所が調査した結果、4月10日(日)午前に高山市内の山林で山菜を採取し、自宅でてんぷらにして昼12時頃患者2人が喫食したところ、1人が意識不明、1人が意識混濁の状態となり、高山市内の医療機関に搬送されたことが判明した。
 現在、患者2人は入院中であるが、容体は安定している。
 残っていたてんぷらについて、岐阜薬科大学に鑑定を依頼したところ、有毒植物のハシリドコロが含まれていることが判明し、保健環境研究所において理化学検査を実施したところ、有毒物質のアトロピン、スコポラミンが検出された。

発生年月日

平成28年4月10日 午後2時頃

摂食者数

2名

有症者数

2名(70代男性、70代女性)

受診者数

2名(うち入院患者2名)

症状

痙攣、瞳孔散大、意識障害

原因食品

ハシリドコロ

病因物質

ハシリドコロに含まれる植物性自然毒(アトロピン、スコポラミン)

情報提供元:食中毒事件の発生について:岐阜県